京都の八坂神社を総本社とする祇園社(素戔嗚尊を祀る神社)は
日本全国で2000社以上もあるそうです。
『京都の八坂神社の祇園祭を手本とした祇園祭が各地に存在する。
その多くは7月から8月にかけて、疫病退散を願い行われる夏祭りで
ある。』(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より)
大分県にも中津、臼杵、日田の八坂神社でも祇園祭があります。
大分三大祇園といわれ、夏の風物詩となっています。
そのうちの一つ、臼杵の祇園祭りでは
6月1日から1ヶ月、祇園の囃子の練習が行われます。
祭りは7月の中旬ですが、練習は6月末まで。
7月に入ると囃子を打つことはせず、
祭りの道具を作ったり、整備をしたりするそうです。
丁度、その練習風景に出会いました。
毎日、練習する場所を変え、駐車場や店先を転々とするらしく、
町内への顔見世の意味があるように思います。
時折、囃子の仕上がり具合を聴きに来る年配の方もいて、
練習をしている若衆はそのたびに緊張するそうです。
写真にある「采(ざい)」は、山車に乗る若衆が振るものです。
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