あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
空、霄、ちび平からもご挨拶です。(三が日も終わろうとしていますが(^^ゞ)
よろしくニャ
上の写真は今年最初の三猫揃い踏みショット (→すぐに解散したけどね)
大晦日22時30分頃、車で初詣に向かいました。
間もなく到着という時に、道を間違えてしまったり、
自販機で買った缶コーヒー飲みつつの小休止もありで、
目的地の「薦神社(こもじんじゃ)」に着いたのは23時40分頃でした。
中津市大貞にある「薦神社」は、全国八幡社の総本社「宇佐神宮」に所縁があり、
宇佐神宮の元宮、祖宮の一つであるとも言われている古社です。
駐車場から灯りのともる方向へ進むと、国指定重要文化財の神門が姿を現す。
現在の神門は、1622年頃に細川氏によって再建されたものだそうです。
なかなかに立派な建築物。通り抜けることはできないようで残念でした。
この門から左側の塀に沿って歩いて行くと、拝殿につきました。
一つ巴の紋の揃いの半纏の氏子さんたちが、あめ湯を振舞っています。
初め、お神酒かと思って断ったら、「大丈夫だよ、お酒じゃないよ!」
生姜の風味が利いていて、とても温まりました。
あと数分で新年という時に、拝殿(三社殿)の内の八坂社(本殿右側)で
宮司が新年を迎える儀式を始めました。なんとなく厳かな気持ちになります。
その内に新年となり、どこからともなく歓声が上がります。
それと同時に、本殿の三つの鈴の音が鳴り始めました。
本殿、若宮社(左)、八坂社(右)にお参りし、清々しい心もち。
いっぱいの願い事に、賽銭が足りないぞと神様から言われそうです(笑)
参拝を済ませると、神門のそばで、氏子さんたちが紅白の餅を配っていたので、
ありがたくいただいて帰りました。
何というのかな、この周辺の人たちの信仰を集めている雰囲気が感じられ、
私は、この薦神社がとても好きになりました。
この本殿の反対側には霊池の三角池(みすみいけ)が広がっているのですが、
今回は見ずじまい。いつか、明るいときに訪れてみたいと思います。
昨年から、タイトルや記事の本文にも言葉に迷うことが多いのも事実です。
新年や春をさりげなく歌った和歌や俳句はないだろうかと探していたら、
いつもの如く本来の目的を外れ、万葉集を解説したHPでかなりの寄り道(笑)
万葉集の第十巻の1884番目の歌と、続く1885番目の歌の対比が面白く、
結局、合わせ技の記事タイトルとしました(^^ゞ
■ 万葉集 第十巻 1884
冬過ぎて 春し来れば 年月は 新たなれども 人は古(ふ)りゆく
(冬が過ぎて春がやって来ると、年月は新しくなるけれども、人は古くなっていく)
■ 万葉集 第十巻 1885
物皆は 新(あら)たしきよし ただしくも 人は古りにし よろしかるべし
(物というものは皆、新しいものが良いが、人は古くなるのが宜しかろうぞ)
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新年を迎え、古りゆくわが身に、まあ、それもいいではないかと開き直る也。
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