エアカッター、油圧式スプレッダー(カッター兼用)、
そして、災害救助用スコープ(ファイバースコープ)。自衛隊の装備です。
気仙沼で、実際に救助(数日後に遺体収容に変わる…)で使われたものです。
9月14日、オアシス21のロビーで、大分の自衛隊、日本赤十字DMATチームの
被災地での救援活動の写真や救助用具などの展示が行われました。
自衛隊広報担当が撮影した救助の様子は、これまでも目にしてきた映像や写真と、
何かが違っているような気がしました。
それは、撮られた時間、そして、カメラマンの立ち位置の違いではないでしょうか。
接近が規制される報道陣や一般の人よりも、数十cm、数m、救助の現場に近く、
救助が優先される時間に撮影されたものだからではないかと思うのです。
その分だけ、オブラートに包まれていない現実があったような気がします。
救助活動に感謝する被災地の方々のメッセージなども展示されていました。
日本赤十字が派遣したDMATの展示。
医療テントの中に医療器具、医薬品を詰めたケース、簡易ベッドがありました。
また、毛布、緊急セット(携帯ラジオ、懐中電灯、風呂敷、歯ブラシなど)、
安眠セット(キャンピングマット、枕、アイマスク、耳栓、スリッパ、靴下など )も展示。
命をつなぐための道具が、とてもコンパクトにまとめられています。
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平日に済ませたい用事があり、14日に代休を取ったのでした。
用事を済ませた後に、偶然、自衛隊と日赤DMATの展示を見かけました。
防災シンポジウムと併催で、シンポジウムの整理券を配っていました。
せっかくですから、シンポジウムへも参加してみることにしました。
「或るシンポジウム (2)」に続きます。
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