安心院から別府へ抜ける道、国道500号を進みます。
「地獄極楽」を目指し、この先左折の看板を目印に左折して、しばらく行くと、
電線に、たくさんの鳥の群れ。
かなり高い位置なのですが、もしや、ツバメ?と思い、車を止めてみました。
予想通り、ツバメの大群でした。
(帰宅して、PCの画面で確認。200羽位までは数えましたが、もっといるようです)
本州辺りでは、何千羽も集まる場所がありますが、
九州で、そこまでの規模のものはあまり聞きません。定かではありませんが。
間もなく始まる渡りに備えている頃でしょう。
渡りの時は、1日300km以上も飛行するそうです。あの小さな体で凄いなあ。
皆、元気に南に渡って、また来年、日本に帰って来て欲しいものです。
雨が降っているので、カメラのレンズを上に向けられずに残念。
肝心の「地獄極楽」になかなかたどり着けませんね。
さあ、いよいよです。
あっけらかんとした看板です。
まずは、閻魔大王のいる閻魔庁へ行かないといけないようです。
閻魔庁から、地獄道と極楽道に分かれます。
閻魔大王が、どちらに行くかを決めるのでしょうが、案内板は、地獄道へと促します。
赤鬼、青鬼の控える血の池地獄もありました。
洞窟の中は、照明も明るく、そんなに怖い感じはありませんでした。
この時は、母と一緒なので、比較的に、ゆっくり歩けましたが、
それでも、一人だと、のんびり歩く気にはならないかも知れません。
極楽道を抜けると出口(↑右)。やはり、外に出ると、なんだかほっとします(笑)
実は、出口から数メートルの所の階段を上ると、極楽浄土にあたる場所だったらしい。
洞窟を出てから案内図を撮影して、気付いた次第。
地獄道、極楽道を歩いたものの、極楽世界(↓右)には達していなかったわけですが、
すでに、母が駐車場に戻っているので、今回はパス (^^ゞ
ここは、江戸後期に、天台僧が大衆教導のために造ったものだそうです。
難しい言葉を並べるよりも、民衆に仏の道を分かりやすく伝えるものだったのでしょう。
安寧を願いつつ、「地獄極楽」を後にしました。
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今日は、あの震災から半年。間もなく、あの時間を迎えます。
お盆前に記事にした、NHKの 「東北 夏祭り ~鎮魂と絆と~」の再々放送が、
今朝未明にありました。
そのほかにも、震災直後から数カ月の間に放送された番組の再放送があり、
記憶を新たにしながら、そのいくつかを見ました。
そして、今、被災地からの中継が放送されています。
まだまだ、本当にまだまだです。そんな思いが広がります。
去年まで、今日という日は、9.11とは何だったのかと思い返す日だったのですが、
これからは、3.11とも記憶の重なる日付になるのだと感じています。
間もなく14時46分、黙とうの時。
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