1台の車との付き合い、なんとなく「10年か、10万キロ」という気持ちがあって、
周囲の人に聞いても、そういったイメージを持っている人が多い気がした。
先月30日の朝、勤め先の駐車場に滑り込んだ時に、99999キロ。
その日の帰り、駐車場を出て数百メートルで、ついに100000キロ突破。

ちなみに、5年で10万キロを達成。もう少しすると、この車ともお別れです。
この車での一番の遠距離ドライブは長崎行きかな。
通勤に必要な足であり、運転する楽しみを味わえる車でした。ありがとう。
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10万キロ達成の前日、霄の傷の治り具合を診てもらうために再び病院へ。
帰宅して夕食をとらずに出かけましたが、次の日が、休診日とあって、
待合室は満員。恐らく、1時間待ちくらいとのことでした。
この日は患犬が多く、犬の場合、キャリーに入っていることは、ごく稀。
怖がるとまずいので、キャリーの中の霄とともに処置室へ続く通路で待つことに。
ようやく、診てもらったのは2時間後。霄を押さえているのは母です。

待っている間に、犬の予防接種に来ていた人が、待ち時間を聞いていた。
病院スタッフの説明では、緊急を要する診察や処置が続いているとのこと。
その度に、順番が後に回るのです。これも仕方ありません。命の問題です。
そのピリピリした空気が伝染したかのように、
いつもより重苦しい雰囲気の待合室での2時間は辛かったです。
体温計で体温が測れないほどの低体温症の仔がいたり、
キャリーの中でグッタリした仔が運び込まれたり。
打ちひしがれた様子で、猫を迎えに来た人もいました。
一緒に過ごした時間を思い出しているのか、その様子は切ないものでした。
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体温の数値も測れない仔が気になって仕方がありません。
飼い主さんに手渡された仔はタオルに包まっていて猫か犬かは分かりません。
それでも、ピクとも動かないのは一目で分かりました。
飼い主さんは、先程まで、処置室の外で立ち尽くしていた妊婦さんでした。
足がとても辛そうだったから、空いている椅子があるとすすめたけれど、
弱々しく微笑んで、やはり、そのまま待ち続けていた人でした。
「明日は休診ですが、何かあれば連絡をください」のスタッフの声に
肩を落として帰っていった。
待合室でその様子を見ていた人たち全員が、各々心の中で
何とか回復して欲しいと願い、見送った気がします。
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帰宅して、猫の場合の低体温症はどんな病気が考えられるか調べてみた。
ショック、ケガ、寒さ、先天性の心臓病、ぬれる、子猫衰弱症候群、尿毒症・・・
原因は様々で、高熱になるより、より緊急治療の必要があるようです。
( 「猫の病気大辞典」より )
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