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震災後、釜石市の旧二中(廃校になっていた中学校)の体育館が
死体安置所となり、その数か月を追ったルポルタージュです。
「 遺体 震災、津波の果てに 」 石井 光太 著 ( 新潮社 )
民生委員、市役所の職員、消防団員、僧侶、医師、葬儀社の社員・・・
あの日まで、あの時まで、震災で亡くなった人たちの捜索、
検死、安置、弔いに自分たちが係ることになると誰が想像できたでしょう。
続きを読む "立ち止まれなかった人達がいた" »
気温も高くなり、帰ったら、玄関の戸が開いていることも多くなりました。
親子で出迎えてくれました。ニャーニャーと大合唱です。
こういう時はうれしい。飼い主冥利に尽きるというものです。
丁度、鳥が鳴きながら飛んだので、ちび平、しばし、その方向を凝視。
そんな姿を写真に撮ったりして、玄関になかなか入らず。
再び、大合唱になりました(笑)
空は、ここに鰹節があるのを知っています。
1日に一回はこんな風に、何とか鰹節をゲットしようと挑戦。
その内、対岸に渡り・・・(笑)
ほんの少し、隙間があったので、いつも以上に執着しています。
でも、ちょっと無理ですよ。そろそろ、降りてもらいましょうかね。
因みに、この引出しをあける時、大きい音がするわけでもないのですが、
空はどこにいてもすっ飛んできます(^^♪
我が家の中で、霄が一番、撫で甲斐があります。
とにかく、撫でてもらうのが大好きです。
撫でるのを止めると、その手を頭でグンと押して、もっと、もっとと催促。
猫や犬と暮らす人は、こういう経験は多いのではと思います。
もちろん、空やちび平も撫でてもらうのは好きなのですが、
もっと撫でて~と催促することは少ない気がします。
話変わって、またまた失敗のネタ~
だから、食べ物の入った皿に蓋をするだけでは駄目なのよね。
皿が割れなくてよかったわ。
しでかしたのは・・・? もちろん、霄と断定して間違いなし。
書店の文庫の新刊コーナーに平積みしていた1冊の本。
帯カバーには、『痛快活劇小説』、『三匹がご町内の悪を斬る!』
『還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか』の文字。
「三匹のおっさん」 有川 浩 著(文春文庫)
一線を退いた幼馴染3人組(内、一人は町工場を構え現役中ですが)。
ふとしたことをきっかけに、自警団もどきを結成。
それぞれの特技と性格を生かして、ご町内で起きる事件や相談事を
解決するというか、首を突っ込むというか。
しかも、それぞれの家庭の中に、何の悶着がないわけでもなく、
3人の活躍とともに、いつしか、家族の中のわだかまりも消えていく。
あら、この展開は、私が好きな、あのシリーズにも似て・・・
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困るというか、由々しき問題だと思う、彼らにとっては・・・。
ちび平、見つめています。
霄も見つめています。
我が家の猫たちには、自分の家なのに歩き回ることのできない場所があり、
庇も、そういう場所の一つです。
そこに、よその猫が気持ちよさそうに昼寝しているのはいかがなものかと・・・。
首輪はしているけれど、きちんと世話をしてもらっている感じではないなあ。
続きを読む "視線の先10" »
GW後半。何の予定もなくて、部屋の片づけでもと思いつつ、腰を上げず。
この方たちは、いつも通りの生活パターン。
ちび平、百年の恋も覚めてしまうヨ!の大あくびですが、
この後、ごはん催促で体当たり。
空ちゃんは礼儀正しく、ごはんを待ちます。が、この後、皿を落とす。
そうそう、久々のうっかりなのですが・・・
本を読んでいたら、「コトッ」と音がしましてね。
もう、この音で「ああ、やられたな」と覚悟するのは、いつも通りのことなり。
案の定、パンが床に転がっていた。
ちび平が「母ちゃん、これ何~?」と見ておりますが、
勿論、霄は息子のために運んできたのではないと思われます。
「わ~い、4日間休みだ」と思っていたのに、無駄に過ごして、あと2日残すのみ。
連休をだらだら過ごすのも、いつも通りと言えば、いつも通り。
これは、いかん、情けない!と後悔するのも、いつも通り。
3月19日の昼、仙台空港ターミナルビルから滑走路を臨む。
この時、滑走路を見ていた人たちは、私たちも含めて一様に、
昨年3月11日、津波で車や飛行機が流れる様を思い出しているような気がしました。
あの時、テレビで繰り返し流された映像は、
空港に隣接している第二管区海上保安本部仙台航空基地からの映像でした。
『ここも危ないけど、逃げようがありません』『空港、全部だめです』
無線を担当する係官の言葉が、今も生々しく記憶に残っています。
続きを読む "記憶にとどめる vol.2" »
楽しかっただけでは、やはり、3月の東北の旅は済まされない気がします。
移動の最中で、話の中で、否応なく、目にし、耳にする「震災」のこと。
本当は、このことから書くべきなのかも知れなかったのですが、
書いてしまうと旅の思い出を綴れない気がして、最後になってしまいました。
一番、辛い思いに包まれたのは石巻の町でした。
鉄骨だけ残る。多分、門脇地区にあった書店の跡です。
続きを読む "記憶にとどめる vol.1" »
阿蘇の草原に春を告げる可憐な花々が次々に咲いて、
草が芽を出し、緑が次第に濃くなってきました。
輪地を切って、野を焼いてこそ、広がる風景だろうと思います。
4月21日の午後、波野へ向かいました。
途中、空を覆う灰色の雲から、ついに堪えきれずに雨が落ちてきました。
少し迷った後に、多分この辺りかと、車を止め、牧野へ入りました。
斜面を歩き進むと、キスミレがたくさん咲いていました。
そのそばにはサクラソウも。
誰かに場所を聞いておけばよかった・・・
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