9日(日)は初の野焼き支援ボランティア活動の予定でした。
実施の決定を聞いてから自宅発だと間に合わないので、朝6時に出発。
途中で、事務局に電話すると天候の関係で中止とのこと。
あら、残念。(結構、意気込んでました~~)
午前7時過ぎの、牧野まで車であとわずかという瀬ノ本高原で
ぽっかり時間が空いてしまいました。
この周辺は、道の分岐点に必ずと言っていいくらい「○○温泉」という
矢印つきの標識がある温泉地帯ですが、まだ時間も早く、
温泉を目指しても入湯できないと困るし…と帰途に就くことにしました。
やまなみハイウェイを通り、
途中で由布院にでも寄ってみようかな。
久住の山々の登山口や
飯田(はんだ)高原を通過。
(昨年3月に記事にした所です)
しばらく車を走らせると、「えっ~!?」と
びっくりしたバス停がありました。
その昔、熊がいて 何か伝説でもあるのか・・・。
それにしても「熊の墓」とは…などと 思いつつ、バス停を後にします。
林間部を進む内に視界が開けて、お馴染みの由布岳が見えてきました。
↑写真は、蛇越(じゃごし)峠の展望所から望む由布岳とその麓にある由布院盆地。
霧に煙っています。 (説明文は写真をクリックすると大きい画像で読めます)
さて、以前は、のんびりしていた感のある由布院も、
この10数年は土日や祝日は近寄るのが躊躇われます。
地元にとっては観光客の増加は歓迎すべきことなのでしょうが・・・。
それでも、日曜日とは言え寒い季節の朝は、さすがに人影もまばら。
思わず「ラッキー!」と喜ぶ私です。
天井桟敷(亀の井別荘の喫茶室)で、ほろ苦コーヒーを飲めるぞ~。
泊まり客などが朝の散策で立ち寄るのでしょう。朝8時からオープンしています。
ブレンドコーヒー(深煎りです)と、モン・ユフ(クリームチーズがベースの菓子で
由布山のシルエットをモチーフにしているらしい)というデザートを注文。
ここは、昔から静かな雰囲気でゆったりできます。BGMは常にグレゴリオ聖歌。
そのせいか、隣の席から聞こえる会話も段々ひそひそ声になってくるようです(笑)
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亀の井別荘は金鱗湖(きんりんこ)のほとりにあります。
金鱗湖は、湖といっても小さくて、池といった風情です。
湖底からは温泉水が湧き出ていて、天祖神社内の湧水や小川の温水も流れ込み、
冬でも水温は20度くらいあるそうです。外気の寒い季節は湖面に霧が発生します。
金鱗湖にいたキジトラは器用に湖面の水を飲んでいたが、
我が家のちび平は相変わらず水飲みが下手っぴぃだ。
縁ばかり舐めていて肝心の水を飲んでない。
おしっこの病気をしたので水分が不足するのは問題。
フードにぬるま湯を混ぜて水分補給に心がけているのが現状です。
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※「熊の墓」について
『熊がいたという伝説の他に、戦国大名大友宗麟が島津勢に攻め込まれた際、
9万人が戦死し、月日が経つうちに「くま」という言葉に変化したという説があると、
付近の土地の方が教えてくれました。』
(↑阿蘇くじゅう国立公園のレンジャーが書かれた記事の引用です)
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【追記】 1955年に由布院町と湯平村が合併して湯布院町となりました。
そして、2005年に湯布院町と挟間町、庄内町が合併して由布市が誕生。
温泉名とJRの駅名は由布院、高速道路のICは湯布院。
盆地名は由布院と書かれたり湯布院と書かれたり・・・と表記は複雑です。
由布院ブランドという言葉もあるほどで、
合併による町名、市名の変遷の背景も色々とあったようです。
鯉三さん
湯布院盆地の湯煙はかなり高さがあります。湯煙の辺りに宿が多いです。
いつか別府の湯煙も紹介したいです。こちらは数の多さで勝負です(笑)
地名が変わるたびに地元の人たちの間でも色々と論議もされたようです。
その地の由来が地名から消えるというのが、最近の日本の傾向だと思います。
コーヒーを飲んだ後に外に出たら、すでに数多くの観光客でした。
その中に台湾や韓国の方もいらしてましたよ。
ここは平日がおすすめです。ぜひ、おいでください。
投稿情報: iharaja | 2008/03/18 08:04
湯煙が上がっている景色というのはなんともいえない特別なものを感じます。温泉ってすごいですね。
湯布院という地名にはそんな変遷があったのですか。一度訪れてみたいところですが、わたしも観光地化が進んだところは敬遠してしまいます。でもやっぱり一度は行ってみたいと思います。
投稿情報: 鯉三 | 2008/03/18 00:51
とんちゃん
15・16日の連チャンで野焼きに行ってきました。バテバテです
これも記事にしたいと思います。
お、源ちゃんも縁をなめますか~?
でも、ちゃんとピチャピチャと音を立てるのね。さすがお兄ちゃん♪
ちび平はまだまだお子ちゃまかも。
あ、でも昨日ね、ピチャピチャと音を立ててました。ガンバ!という感じです。
来月には4兄妹が2歳 になるんですよね~。早いものです。
投稿情報: iharaja | 2008/03/17 06:39
ジェミーさん
湯布院も最近は黒川温泉にお株を奪われがちです。
見て歩くのは湯布院、泊まるなら黒川という感じでしょうか。
どちらも宿泊は地元民にとっても高嶺の花です。
そうそう、金鱗湖にいたキジ猫ちゃん、赤みが強いんです。ちょっと赤トラの血筋もあるかも知れません。
でも、十ら様の域に達するまではまだまだヒヨっこという感じでした
昨日、初めてといっていいくらい、ちび平がピチャピチャと水を飲んでいました。
脈はあるか~~?
JR九州の「鹿児島スイッチ」というCMがあって、女優の小西真奈美さんが
何かにつけて鹿児島に行きましょうとテレビから話しかけてくれます(笑)
そうそう、キャットタワーでの霄とちび平の総体重量、12キロです
投稿情報: iharaja | 2008/03/17 06:37
ミモザさん
3月はコタツの上にお雛様のイラストだったのですが、節句も過ぎて、
4月になるまで粘ろうかと仕舞う仕舞わないのものに改訂です。
ちび平は、いつも「んがー」という寝姿です(笑)
色々な説明は説明版の写真をクリックして頂いて…という手抜きですみません。
この辺はどこを向いても「○○温泉」にたどり着けます。
投稿情報: iharaja | 2008/03/17 06:34
りりあんさん
ふぇ~~、テラピアとブルーギルは全然違うんですよね
水面の反射と角度でやっぱりわかりませんワ。
ボヨ~~ンと怠惰な感じでした(笑)
テラピアは食べたことないですねぇ。
でも調べたら、りりあんさんの仰るとおり、色々な調理方法が載っていました。
金鱗湖では釣り人を見たことがありません。
先日、琵琶湖の魚の大量死のニュースがTVでありました。
生活排水だけでなく、温暖化の影響もあるかもとのことでした。
投稿情報: iharaja | 2008/03/17 06:32