撮った！保存した！で終わる前に…

花に出会う ３

花の紹介、続きます。

　

３月27日の野焼きは、思ったより早く終了したので、少し回り道をして、

以前から、気になっていた白水の滝、白水ダムに寄ることにしました。

　

まずは、白水の滝（しらみずのたき）にて。

　

♯6　スミレ

スミレの仲間はとても多いようです。

知識もないため、１００％確実と言うわけではありませんが、

スミレ目スミレ属スミレ科のスミレです。

スミレの別名が、花の雰囲気からは想像できずに面白かった。

スミレの話題を載せたＨＰのいくつかに、その由来の説明がありました。

　

『スミレの花の後ろの「距（きょ）」を互いに引っかけ、引っ張り合いをして遊ぶことから

「スモウトリバナ（相撲取花）」「スモウトリグサ（相撲取草）」の別名がある』とのこと。

スミレにとっては、いい迷惑だよね～、相撲とられちゃ（笑）

　

♯7　トキワハゼ？ムラサキサギゴケ？ヤマサギゴケ？それともウリクサ？

いずれにしても、ゴマノハクサ科ご出身と思われます（笑）

この花の横に白花の群生↓

　

♯8　タネツケバナ

あ、こっちがタネツケバナだ。ミチタネツケバナとの違いがわかった気がする。

何となく撮ったので、トリミングするとボケボケ写真。

こんなことなら、接写すればよかったなあ。

実が、花に沿わずに、少し広がっているようだ。これが違いだね 多分ね（笑）

　

次の花も、似た花が幾つかあって、一体どっちなの？？？ですが・・・

　

♯9　キケマン？フウロケマン？　or  ミヤマキケマン？

あるHPによると、ケマン（華鬘)は仏像や堂塔のいただきにつける花飾りのことで、

その形に似ているので、その名がついたとか。

　　　　

人参みたいな葉っぱだ。

　

それにしても、花の仕組みを理解していないと、

検索して、似た花が見つかると、なかなか特定できません。

また、同じ花でも咲く環境によって、違ったり、変種も現れたりする。

実に奥深すぎます。

　

♯10　モクレン

白いモクレンの木が、整備された滝への道沿いにあった。

元々咲いていたのか、植樹したのか。

モクレンもまだ寒い時期から、春先まで道々、見かけることが多い。

ちょっと、覗き見した気分。

花に出会う ２

最近、出会った花々の続きです。

　

3月22日、野焼きの帰り道

　

♯4　連翹

私が最も春が来た！と思う花。

枝に星の数ほど小花を付け、その枝はあっちこっちに伸びている。それが好き。

　

写真を撮った場所は、夏から秋にかけて何度も通ったけれど、

ここの生垣が、連翹だとは全く気付いていなかった。

そう言えば、春に、この付近を通るようになったのは、今年からでした。

写真の右端の四角く刈り込まれた連翹がある。これはこれで綺麗。

でも、奔放な枝ぶりの姿のほうが、連翹らしいと思うのです。

　

♯5　馬酔木

枝や葉には毒性の成分があり、馬がこれを食べると苦しむことが名の由来とか。

鈴のような花からは想像できないね。

最初に見たときはドウダンツツジと思ったの。

でも、写真をアップするからと思って調べたら、どうやらアセビのようです。

考えてみたら、違いが今まで分からなかった。これからは見分けがつきそうです。

花に出会う １

野焼きの途中や、その帰りに見かけた花々。

　

3月22日、牧野にて

　

♯1　タチツボスミレ（と思います）

牧野で野焼きが始まった。

班で移動して、隣接の区画の火入れまで、待ちの時間ができた。

　

周りの地面を見回すとスミレ。多分、タチツボスミレではないでしょうか。

春の牧野では、あちこちで見かける姿。

この写真を撮った場所は輪地（防火帯）だから、生き残れそう。

近づくと↓ モサモサした部分あり。これから茎が伸び、花を咲かす？ なんとも可愛い。

木の室の縁にも咲いていた。

ハートの形の葉に守られて咲く花です。

　

♯2　ミチタネツケバナ

タチツボスミレの周辺に、小さな白い花を見つけた。

花の横に、ツンツンの茎のようなものもありました。

帰宅して調べたところ、タネツケバナかミチタネツケバナのいずれかでしょう。

茎のように見えたのは、この花の実だそうです。花に沿い鋭角に伸びるのは、

ミチタネツケバナということなので、多分、ミチタネツケバナだと思います。

こういう花は全体で見るのもいいけれど、一つ一つの花を見ると、またイメージが違う。

とても、可愛い花でした。

見立て雲

空の雲を見上げて、

「あ、○○に似ている！」と思ったりするのは、結構楽しい。

　

この日、そんな楽しみをくれた雲はこれだ。

この雲を見て、水中に飛び込んだ時のアザラシを連想。

以前、うみたまごへ出かけたときの光景が蘇ってきたのでした。

　

「見立てる」と言う言葉は、色々な意味がありますが、

「 何かになぞらえる 」ことも、そのひとつ。

だから、何かに見える雲を 「 見立て雲 」 と呼ぶことにしようかな。

　

ところで、大分の各地に、見立て細工というものがあります。

祭りなどの際に、農産物や商店の品物などを組み合わせて、

何かに見立てたものを飾るところが何箇所があるのです。

　

大分市内では、長浜神社の夏祭りで見立て細工を見ることができました。

神社近くの塩九升（しょくじょう）通りの商店各店が、色々と工夫していたなあ。

中には、「何これ？」いうもの（笑）もあったりで、とても楽しかった記憶があります。

氷の芸術と言われるのも分かる気がする～３～

阿蘇の古閑の滝には、男滝、女滝の二つの滝がある。

普通に考えると男滝の方が高さも高くと考えるが、ここは逆だった。

しかし、幅は男滝に軍配が上がりそうだ。

女滝は縦に鋭い氷結が印象的だったが、

男滝の幅広い氷の模様も、また、印象に残った。

右手前には分かりづらいが、ミツマタの木がある。

（１月９日　阿蘇・古閑の滝にて）

氷の芸術と言われるのも分かる気がする～２～

こういうときに、もっと寄ることのできる望遠レンズが欲しくなるのだな。

もっと、もっと、鮮明に氷の模様を切り取りたいものだ。

　　　　　

（１月9日　阿蘇・古閑の滝にて）

氷の芸術と言われるのも分かる気がする～１～

凍りつくその過程を見たいと思う。

阿蘇を吹く風がつくる、まさに氷の芸術だと思う。

 

（１月９日　阿蘇・古閑の滝にて）

凍る滝～阿蘇・古閑の滝～

阿蘇に行くことが多くなってから、古閑の滝が冬期に凍ることを知りました。

一度は見てみたい。そう思いつつ、ようやくかなった。１月初めのことです。

　

近いづいてみると圧巻だ。これは女滝の全容です。

　　　　　

外輪山から垂直に落ちる古閑の滝は、水量が少ないがゆえに凍るのだそうだ。

　

空は随分前に明るくなっているのに、周囲には暗さが残る。

デジタルカメラをオートで撮っていると、勝手に明るく撮るため、暗く映らない。

しかし、ようやく届き始めた朝の光と滝を一緒にとるとコントラストが強くなった。

　

滝の直下には、まだ太陽の光は届かない。

キラキラ、きれい

源泉の温度は100度近く。

足湯の横に、その温度を低くするために作られている竹の棚。

その棚を流れ落ちる湯がキラキラと輝いてきれいだった。

ズームしたレンズを覗き込んだとき、あれっ？と思った。

まるで、仕掛け花火のナイアガラの滝のように見えたのです。

シャッター速度を変えて撮ってみた。

まずは、1/60秒

次は、1/100秒

最後が、1/200秒

速度の遅い順に写真を並べてみたら、まるで、次第に仕掛け花火の滝の勢いが

段々となくなってきているような雰囲気になった。

（撮影　2009年12月19日）

温室は初夏～睡蓮の花～

睡蓮と蓮の違いは、考えてみれば知らなかった。

前の記事も、初めは蓮の花というタイトルにしていたくらいです。

でも、どうも、私が温室で撮影したのは睡蓮のようです。

記事をアップする前に気がついてよかった（笑）

　

↓ それでも、この黄色い花は、何故か睡蓮の花と初めから思っていた。

ピンクや紫のイメージが強かったから、この色には少々驚きました。

睡蓮は温帯種と熱帯種があるらしい。

あなたのご出身はどこでしょうね？まさか、別府で花開くとは思わなかったかな。

（撮影　2009年12月19日）