この糸トンボは、ヤゴから羽化したばかりかもしれません。
初めは、その糸トンボの下に、他のトンボの死骸があると思ったのですが、
睡蓮の花の萼についているのは、ヤゴの抜け殻のようです。
温室の扉が、人の出入りで何度も何度も開いてしまう。
決して、そこから出ちゃ駄目だよ。さっき、迷い出てしまった仲間がいるよ。
外は寒い寒い冬だからね。
(撮影 2009年12月19日)
昨年のことになるが、友人と立ち寄った別府の海地獄にある温室では、
外の寒さを忘れさせる暖かさ。
睡蓮の花が、今を盛りと咲いている。
驚いたのは、糸トンボが羽化し飛び回っていたことです。
さすがに飛んでいる姿は難しく、睡蓮の花の上で休憩中の糸トンボを撮る。
種類は分からないが、赤い色の糸トンボ。
外は雪も降ったと言うのに、不思議な気分。
少しクローズアップしてみました。
睡蓮の花の色とコーディネートしているようです。
破れ屋根 近所の銀杏が 気を利かす
地区で共同で使っている納屋のようにも思われましたが、
修繕までは手が回らないようです。
日頃は、少々情けない姿に映るところでしょうが、銀杏の黄色の化粧で少し晴れやか。
夜峰山から見下ろす南阿蘇の田畑。
もう、すっかり、秋から冬への姿になっている。
来年は夏に来よう。青田の姿を見てみたい。
草原を通るまっすぐな道に雨だぞ、寒くなるぞと鈍色の雲が迫る。
私にとって、この鈍色が11月の色。
1週間で阿蘇や久住は、一気に緑の世界から枯葉色に変わっていた。
この日は昼前から雨。
銀色に輝いていたススキも本日は店じまい。
妻子ヶ鼻中腹より高岳を望む。
広がる空に、風と遊ぶ雲。
ススキの向こうに見える山のてっぺんには観音様がいらっしゃる。
200町歩の牧野の守り仏さんだ。
野焼きのときは、まず祠の付近を焼いて、豪火が襲わないようにすると聞く。
紅葉した桜の下で弁当を食べた。
少し標高のある場所だから、葉っぱが少し小さいの。
どの葉も、どの葉も虫食いで、透かし模様。
その葉がいっぱい、いっぱい集まって、透かして見せる空の青。
夕方から、空を雲が覆い始めました。
太陽は間もなく沈むという意思を見せ始めています。
この広い空間は、阿蘇・くじゅうならではだと思います。
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