●羽黒町(門前町手向)→<バス>→山形→<仙山線>→仙台
→<東北本線>→平泉
翌日は、まず、バスで山形市へ移動です。
手向を出ると、月山まで行く道が見えてきましたが、雪のため通行止め。
道路が本当に雪に埋まっていた。両側の法面と道路の雪が同じ高さ。凄すぎる。
バスの車窓から、また、来ることができるかななと、出羽の山々を振り返る。
さて、この旅のもう一つの目的地は遠野ですが、かなりの移動距離。
この日の宿泊地は平泉と決めました。
山形駅からは、仙山線で仙台を目指し、仙台駅から東北本線に乗り換えて北上。
仙山線を進む列車から、崖にへばりつくように建つ山寺を望む。
また、東北本線からは、ほんのちらりだったけれど、松島を見ることができました。
山寺、松島、そして平泉と、芭蕉ゆかりの地が次々に登場です。
平泉駅に着いてから、公衆電話で国民宿舎に宿泊が可能か電話した。OK!
実は、途中下車もあり得るので、宿の予約を一切していなかったのです。
今思えば、なんと無謀だったことか。
平泉駅近くの「泉そば屋」で名物の泉そばを食べる。
口上(内容を覚えてません(^^ゞ)に始まり、ご神酒を頂きます。
次に、蕎麦の落雁、蕎麦の茶。
そして、蕎麦の刺身(蕎麦を海苔で巻いていたので巻き蕎麦か?)蕎麦の胡麻和え、
かけ蕎麦、蕎麦湯が膳に並んで運ばれてきます。
これほど、蕎麦づくしとは思わなかった。
中尊寺、毛越寺を巡り、藤原氏の栄華と衰退に思いを馳せます。
北上川を望む高台に建つ国民宿舎で食べた夕食で、
思わず「これ、何ですか?」と聞いたのが、ホヤ(海鞘)の刺身。
苦手だったら、ほかの料理にしましょうかと言ってくれたが、
苦手も何も、この時、初めて口にするのです。
でも、どんな味だったかなあ。そりゃ、ホヤの味だよね(笑)
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