26日の日曜日、またまた阿蘇へ。
先日とは別の牧野でやはり親睦会があり、この日は朝からお邪魔しておりました。
牧野に入らせてもらい、わらび狩り。昼から、バーベキュー大会でありました。
大分の焼酎をお土産に持っていったら、とても喜んでもらえました。
ちなみに、私は、バーベキューを食べながら、お茶・・・でしたが(笑)
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牧野の先に霞む山々は、宮崎県です。
牧野のある高森町からは、国道325号線で高千穂へ行けるのです。
ところで、上の写真。斜面に網目のように筋が幾つもあるのがわかるでしょうか?
望遠で撮った↓の写真の方が分かりやすいですね。筋がはっきりと見えます。
これは、牛たちが幾世代もかけて造ってきた「牛の道」です。
阿蘇の牧野はどこも起伏が激しいので、牛たちは斜面を下りたり、上ったり。
そうして、長い年月をかけて、牛たちが歩いて、できた道なのです。
↓ 上から覗き見ると、こんな感じです。
(マウスオン画像です。歩きやすくなっている場所に色をつけてみました)
見た目は階段のようですが、段そのものが緩やかなスロープの綴れ折りです。
歩きやすいので、野焼きや輪地切りの際には私達もこの道を利用させてもらいます。
大雨の時などは、この牛の道の段によって、斜面を流れる水の勢いが衰えるので、
土砂崩れを防ぐ役目を果たすとも聞きます。
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この牧野で感激したのが、オキナグサ(翁草)がたくさん生えていたことでした。
以前から、名前は聞いたことがあったのですが、実際に目にしたのは初めてです。
長い髭を風になびかせていました。(髭になる前の姿はマウスオンでどうぞ)
帰宅してから調べたら、もう少し早い時期だと鮮やかだな赤で、六つ星の形の花。
その花が閉じながら、茎が曲がり、その内に髭が伸びていく。
そして、綿帽子のようになるそうです。曲がっていた茎が再び真っ直ぐなるのも面白い。
↓左はヒメハギ、右はミツバツチグリ ( と思われます(^^ゞ )
で、↓はオカオグルマ ( と思われます(^^ゞ )
鯉三さん
牛の道、見事でしょう。野焼きに行き始めてから、あの模様が牛がつくったものだと知ったのですが、その話を教えてもらったときはとても感動しました。
翁草の劇的な変化を最初から最後まで見てみたい気がします。
ワラビはそんなに好物でもないのに、参加したくなります(笑)
投稿情報: iharaja | 2009/05/14 07:06
牛の道ですか!すごいですね。山は人だけのものではありませんね。見たことがない草花にも驚かされました。翁草とはうまく名づけたものですね。ワラビ採りは子どもの頃に父に連れられて山へ行ったものです。こういうことって、今でもわくわくしてしまいます。
投稿情報: 鯉三 | 2009/05/12 23:46
空ママさん
牛の道は、本当に目の前にすると感動します。
草の丈が伸びてしまうと遠くから見るには分かりづらくなります。
この道がなければ、かなりの急角度です。すごいと思います。
翁草は同行している人に教えてもらいました
実は、花の名前は詳しくないのんですよ~。
すべて、帰ってから調べています。でも、似た花も多くで断定できないものも沢山あって、名前を書いちゃっていいのかな~と迷うこともしばしばあります。
でも、名前を知らなくても、そこにあるのがいいんですよね。
投稿情報: iharaja | 2009/05/08 07:40
牛の道って、美しいですねぇ。初めて見ました。
こんな斜面の上を牛は上手に歩くのですね。。
いつも思うのですが、iharajaさんはいろんな花を知っていますね。
花の写真を見せてもらっていると、花図鑑を見ているようです。
野の花の美しさを、iharajaさんに教えてもらいました
投稿情報: 空ママ | 2009/05/07 23:32
union-jackさん
この牛の道、阿蘇に行き始めて知ったのですが、本当に驚かされました。
牛の放牧を止め、草刈りなどの手入れも行き届かなくなってしまった牧野では、崩れているところも見ました。
この模様が綺麗に現れている牧野を見るとホッとします。
いつの頃からか写真を撮ることが好きになり、撮るばかりでしたから、こういう機会で楽しんでもらえて嬉しい限りです。
野の花は可憐で逞しい。いろいろな花に出会えて楽しいです。
このときは、山菜採り名人にウドも分けてもらい、天ぷらにしていただきました~。
投稿情報: iharaja | 2009/05/03 08:53
マイキーさん
どちらかというと、今回はワラビ狩りより、写真を撮りたかったのですが、目の前にワラビがあるとやはり手が出る
結局のところ、ワラビ狩りも撮影も中途半端だったかも(笑)
持参した焼酎は喜んでもらえて良かったです。2本持っていったのですが、片付ける時に見たらどちらも空っぽになってました。
飲んだら乗れんですしね、ま、元々飲まないので、食べるばかりです
そう、この牧野は宮崎との県境にあります。
南へ走ると大分県という感じです。
巨人のキャンプは宮崎市なのです。宮崎って県の形が南北に長い長方形で、宮崎市は南の方なんですよ。鹿児島に近いのです。以前、 で宮崎まで行った時は4~5時間かかった気がします。
牛の道の模様は見事です。いつ見てもも凄いなぁと思います。阿蘇の牧野は火山性の土で脆いようで、この段々が自然の防砂堤の役目にもなるらしいです。
阿蘇に行き始めて、 で撮った野の花の名前を 調べるのも楽しみになりました。(分からないままの時もありますが)
投稿情報: iharaja | 2009/05/03 08:02