大島弓子さんの漫画エッセイ「グーグーだって猫である」の1・2巻を読みました。
雑誌に連載され、数年前に単行本が出ていたようですが、
私が目にしたのは、文庫版が初めて。
かって読んだのは「綿の国星」と「ミモザ館でつかまえて」。
ふわっとしていて、繊細で。
大島ワールドとでも言いたくなる、その独特の雰囲気が好きでした。
記事にするからには、3・4巻の内容も少しは知っておこうと、軽い気持ちで
Amazonを開き、紹介記事を読んだのですが・・・。
少々戸惑ってしまいました。
ブックレビューを読んでみたのです。
レビューを書いた人たちは、大島弓子のファンであり、
その大半が猫好きという印象を受けました。
それはそれで、何の変哲もないことだと思います。
驚いたのは、一部のブックレビューの内容でした。
3・4巻は共感しつつも、大島さんの猫たちへのスタンスに違和感を覚え
切ない気持ちになるかも知れない。
そんな思いが、ちらりとよぎるコメントがあったからでした。
う~ん。
ともあれ、読んでもいない3・4巻のことで、モヤモヤしても仕方ないしね。
「グーグーだって猫である」1・2巻は愉しむことができたのですから、
紹介記事はアップしようと思います。
それに、この本が気に入った一番の理由は、
グーグーのイラストが空に似ている気がするからかも。
グーグーは、口がいつも「への字」に描かれているのです(笑)
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ミモザの写真は、
今年の3月に撮ったものです。
ミモザは本来、オジギソウのこと。
でも、今では
フサアカシアやギンヨウアカシアを
ミモザと呼んでいます。
この花が満開になると
優しい黄色の光に包まれます。
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