「グーグーだって猫である 1」 (角川文庫 お 25-1) (文庫)
■ 文庫: 126ページ
■ 出版社: 角川グループパブリッシング
■ ISBN-10: 4044348022
■ ISBN-13: 978-4044348021
■ 発売日: 2008/6/25
「グーグーだって猫である 2」 (角川文庫 お 25-2) (文庫)
■ 文庫: 124ページ
■ 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/7/25)
■ ISBN-10: 4044348030
■ ISBN-13: 978-4044348038
■ 発売日: 2008/7/25
十数年間、一緒に暮らした猫「サバ」を病気で失った大島弓子さん。
ただただ癒されたいがために通っていたペットショップで、
ある時、アメリカンショートヘアーの子猫に出会います。
あまりにも幼く、あまりにも元気がない様子に、連れ帰ることになります。
そして、その子猫は「グーグー」と名付けられました。
この漫画エッセイは、それからの日々を書き(描き?)綴った本です。
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グーグーが大島家に来た当初、
つい、「サバ!」と先代猫の名前で呼び、自己嫌悪する場面がありました。
「空は空。決して、宙の代わりじゃないよ!」と言っていた頃を思い出しました。
大島さんが癌治療で入院・手術という事態に、万一を考え遺言を作る場面では、
今、私がそのような状況になったら…と考えてしまうこともありました。
本の中で、闘病生活の様子は実にさらりと書かれています。
でも、実際はそんな生易しいものではなかったでしょう。
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そんな辛い話も含まれているものの、全体的にほのぼのとして、
そこかしこに、ユーモアもちりばめられています。
グーグーは可愛いし、その後に増えた仔たちも興味深いです。
1巻では、ビー、2巻では、クロ、タマが、大島さんとグーグーの家族になりました。
あっという間に読んでしまったという感じです。(本の薄さのせいもあるかな)
単行本では既に4巻まで出ていますが、
文庫本派としては、いずれ、そのサイズで出るまで待ちましょう。
(実は、ここまで書いた後に前記事のジレンマに陥ったのですけどね)
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ブログ記事を書いているとき、一気に書くこともありますが、
煮詰まったりすると、一時保存して、ちょっとよそへ遊びに行くことがあります。
そんな折、takaさんの猫屋敷で「ねねちゃんのワクチン」の動画を見ていたら、
その啼き声に、布団にもぐりこんでいた空たちが一斉に飛び出しました。
あらぬ方向を見てますわ。あら、耳はこちらを向いていますね。
「お~い、声の主は、このパソコンの中だよ~。」
「うん?こっちにゃか?」 と空が振り向きました(笑)
ミモザさん
寒いですね~。
先日、ニュースで千枚漬けの話題を見ました。こういう風物詩を見ると、寒さも本格的になるなあ、年末も近いなぁいう気がします。
先代の宙が20年以上生きたように、空たちも長生きして(勿論、いつまでも元気でいて欲しいですが)、その時、私は何歳?と考えると怖くなることがあります。
もし何かあったときに猫たちの面倒を見てくれる団体があることを知り、実は調べてみたことがあります。その費用は、とても、私が準備できる金額ではなくて、あ~、とにかく私が元気にしていなければと思ったものでした。
パソコンから聞こえる音や声って発信源が分かりにくいのでしょうね。
皆さん、不思議そうにしてまして、こういう仕草って可愛いいですよね(^^♪
投稿情報: iharaja | 2008/11/20 07:07
空ママさん
もし、自分が病気になったら …という思いは常にある気がします。怪我や事故にも気をつけなければいけませんね。
と言うわりには、それなりの生活態度も何かあったときの準備もしていないぞ って自信はあります(笑)
どこで啼いているのか~ とみんながみんな同じ格好で面白かったんですよ。こういう風に興味がお互いに向いていないと摩擦も起きないかな。
仲良しか~~。実に微妙で~す(笑)
車の中でキャリーにいないのはやっぱり危険だとは思うんです。
でも、出たいって言う態度に抗しきれなくて(^^ゞ
そう、ワンちゃんなら、あるのよね、専用のシートベルト。
猫たちには絶対無理よね
投稿情報: iharaja | 2008/11/20 06:58
私もご無沙汰していました。
「グーグーだって猫である」はどこかで聞いたか見たか。。。
大島さんの実話だったのですね。
自分が病気になって先立ってしまったらと思うことはあります。
うちの猫達が(考えたら涙がでるからイヤだけど)いなくなっても
もう動物は飼えないなって思います。
だって先に私が逝ったら可哀想だものね。
みんなの耳がこっちを向いててオカシイね。ちゃんと聞いてる?
投稿情報: ミモザ | 2008/11/19 22:54
iharajaさん、ご無沙汰してました。
この本、映画になった時に観に行こうかなと思いつつ、機会を逃してしまいました。
大島さん、癌で闘病生活をおくるのですよね。
私も、もし私が・・・と思ってしまいます。
空とメイがいるし・・。
みんな揃って、動画の鳴き声を聞いている姿を見ていると、自然に仲良しに見えますよ。。
振り向いた空ちゃんが可愛いっ
あっ、車が新しくなったのですね!
空ちゃんおりこうさんに乗ってますね~~
うちの空に、あれから新しいキャリーを買いました。
入ってないと乗れないのよ
メイはペット用のシートベルトして乗ってます。
簡単なものだけどね。。
投稿情報: 空ママ | 2008/11/19 19:58
珠琳さん
映画化されることもあって、立て続けの文庫化だったかな。さすが、角川!
まあ、そのお陰で本を知ることができたので良しとしましょう(笑)
本のままの映画化はかなり難しいかなと思いました。
だから、躊躇している内に上映が終わってしまいました。
1・2巻は多分愉しく(泣きつつ)読めるのではないかなと思います。3・4巻は私にとっても未知数という気がします。
空は、いつか旅行に行こうと車に慣れる機会を設けてきたので、多少は安心していられます。
でも、本当はお互いの安全のためにキャリーの中に入ってもらうほうがいいです。万一、事故にでもあったらと思うのですがね…。
投稿情報: iharaja | 2008/11/18 07:04
鯉三さん
空は口がいつもへの字。
小さい頃に左目を摘出したせいで、顔の左側が右より小さく、若干角度がある感じ。それで、余計にそんな表情になるのかもしれません。
ファンにとっては、作品=作家なのだと、3・4巻のレビューを読んで感じました。
変わることを憂うファンもいれば、変わることを受け入れるファンもいる。共感できなくなったことに戸惑ったりもする。
音楽においても、そんなことを感じることがあります。
少なくとも、1・2巻は共感できる部分も多く、泣き笑いという感じでした。
次を読むかは、まだ躊躇しているんですけどね。
映画は観にいこうか迷っている内に、上映が終わってしまいました(^^ゞ
投稿情報: iharaja | 2008/11/18 07:01