宮城県で人家の軒下で見つかった子熊を山に帰したというニュースを
見ました。先月にも1頭の子熊を帰したとか。
子熊が入る穴には、空腹で再び出てこないように、トウモロコシや団栗も入れてくれていました。
少しでも生き残れるチャンスを与えてくれて、ありがとう。
さて、昨年末、ラジオで聞いた話には驚きました。
熊の出没事件が5000件近く発生し、実にその90%が「殺処分」されてしまったそうです。
つまり、昨年だけでも、4500頭もの熊が自然死ではない死を迎えたことになるのです。
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山に帰った子熊よ
生き延びておくれね
もう二度と
ふもとに下りてきては
いけないよ。
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【追記】
正確な数の発表の有無を調べましたが、探し出せませんでした。
ラジオで聞いた数字は聞き間違っていはいませんが、
必ずしも正確ではないことをお断りしておきます。
それに、実際に被害にあった方も相当数です。複雑な気持ちです。
次はWWFジャパンのHP(昨年11月の記事)からの引用です。
『11月初旬までに、本州で有害鳥獣として駆除されたツキノワグマは、
少なくとも2,600頭以上にのぼると見られています。』
*鯉三さん**
この子熊、たくさんの人に囲まれて山に帰るときは興奮気味だったようですが、春まで静かに眠ってくれればと思います。
東南アジアやアフリカでは生活の苦しさや先進諸国の利便性のためにもっと多くの野生生物との対立も起きているようです。
投稿情報: iharaja | 2007/02/11 08:05
わたしもこのニュース、インターネットで見ました。
これまで山の近くに住む人間も山に住む熊もお互いの存在を認め合って、むやみに近づかないようにして生きてきたのが、何かの変化でバランスが崩れてきているようですね。なんとか共存できないものでしょうか。知床半島のヒグマと漁師はうまく共存しているようですね。
投稿情報: 鯉三 | 2007/02/11 00:54
*mikumonさん**
せめて、この子熊にはこの仔の寿命を全うしてほしいと思います。
気になったのは、親離れした頃なのか、まだ家族でいるべき時期なのかがわからないことです。
春になって起きて来た時は自分で食べ物を探せるようにとも思います。
もっとも、山自体が元気なら皆、食物に苦労することはないのでしょう。
投稿情報: iharaja | 2007/02/10 08:55
*かおこさん**
熊に限らず、悲鳴を上げている動物たちがいっぱいいると思うと、今何ができるのだろうと悶々とします。山も海も息絶え絶えなのかな。
takaさんのところでも熊の話、出ましたね。
私たち猫屋敷ファンとしては、辛い週末を迎えることになりました・・・。
投稿情報: iharaja | 2007/02/10 08:47
iharajaさんが言われる通り、ふもとに降りてきてはいけないよぉ~って心から叫びたい。
最近、TVで動物の自然死ではない数字や記事をよく見かけます。
その度に、人間って何様なんだろう?って思います。
投稿情報: mikumon | 2007/02/09 10:26
こんばんわ。
今日は一日雪山へ出かけていたのでこの素敵なニュースは知りませんでしたぁ(>_<)!
殺処分はよく耳にしますが、そのたびに残念な気持ちになります。
以前takaさんの所にも同じようなこと書きましたが、熊が人里に下りてくるのは山に食べ物がないから。それはそもそも人間のせい。
熊を殺し続けたら、生態系がまた乱れるのに。
悪循環ですね。
テレビのニュースで殺されてビニールシートに横たわる熊の姿を見て、ショックでした。麻酔銃ではダメなのでしょうかね。
また下りてくるからかしら?
雪山も今までに見たことないほど、さらに雪が少ない状態でした。今年のこの目だった異常気象にしても、私達が思うよりずっと早く地球はダメになるかも・・・。て考えてます。
地球がこんなんじゃ今の子供たちの未来が心配です。
投稿情報: かおこ | 2007/02/08 22:55