遅ればせながら、1月の話題。おばさん三人会の新年会のことです。
28日(土)に大分からJRで小倉へ。
モノレールが通ってるんだー。
駅を出て、商店街を抜け、歩いて10分程。紫川を渡り、最初の目的地に到着。
リバーウォーク北九州にある北九州市立美術館分館です。
リバーウォーク北九州は複合施設で、色々なオブジェの集まったようなビルですが、
残念ながら、全体の写真は撮らずじまい。
手前の茶色の建物はNHK北九州です。小倉城がその向こうに見えます。
「小さな画面に無限の世界 熊谷守一展」
守一の絵(そのほとんどが4号サイズの板に描がれている)や書が170点余り。
今まで、熊谷守一自身についても、彼の絵についても詳しくは知りませんでしたが、
自然の生命を、優しく、どこか超越した眼差しで見つめた独特の世界でした。
やはり、彼は仙人だったのかも知れないなあ。
犬よりは猫がお好きだったらしく、猫の絵も数点。伸びやかです。
(直前に、たまたま大分で、彼の版画30点の展覧会があり、予習がてら観覧。
その際に、「熊谷守一の猫」という図録を先に手に入れておりました(^^♪ )
展覧会で残念に思うことが間々あります。それは、額縁にはめたガラスです。
絵を保護するためで、仕方がないとは言え、正面からは筆致が分かりづらい。
映り込みや照明の反射を極力避けて観ようと幾度となく中腰姿勢の観覧(笑)
この後、リバーウォーク北九州に隣接する小倉城庭園で、
次の目的の「食器(北九州市発近代化産業遺産)」を観ました。
東洋陶器製の食器や歴史資料の展示でした。
展示していた食器類が思ったほど多くはなく、ちょっぴり残念でしたが、
大正から昭和にかけての輸出用食器や日常食器の展示で、
欧米に追い付け、追い越せと頑張っていた頃の高揚感が感じられ、興味深かった。
再び、小倉駅に向かい、宿泊地の門司へ向かいます。電車で10分程です。
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