大分市美術館で開催中の「風を食べるビーチアニマル ~テオ・ヤンセン展~」
オランダのキネティック・アーティスト、テオ・ヤンセンが生み出した
STRANDBEEST(砂浜生物)が何やら面白そう。出かけてみました。
「海のゾーン」では、オランダの海岸の砂を模した人口の砂が敷き詰められ、
化石となったビーチアニマル(=Strandbeest)が静かに眠っています。
beestは進化し、その進化以前のbeest達は化石という存在になるそうです。
この概念が面白いですが、過去の生物となったbeest達、物悲しさも感じます。
この砂浜には入ることができます。子供たちは、大喜びで砂遊び。
私も、用意されていたビーチサンダルに履き替えて歩いてみました。
途中で裸足になったのですが、まあ、気持ちの良いこと。自分の家に欲しいくらい。
「命のゾーン」の入口では、初期の生き物が、天井から、こんにちは♪
壁面に、小さなモニターが並び、実際に動きまわる映像を見ることができます。
風が動くための原動力ですが、意思があるような動きの不思議な光景に見とれます。
反対側の壁面には、ビーストたちの進化の歴史が描かれていて、
実際に、その世界に私自身が生きているような感覚になります。
遠目に見ると、竹か細い角材で作られているように見えますが、
プラスチック、紐、ゴム、ペットボトル、結束バンド、チューブなどが使われています。
まず、風を受けた羽根が動き、それによってクランクが動き、
次の段階で圧縮空気を作り出す。
その圧縮空気をペットボトルに貯め、吐き出すことで動く・・・だったような~。
う~ん、うまく説明できない(笑) 理解足らず、間違っていたら m(_ _)m
vol.2 に続きます。
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