6日、NHKのBS放送で見た「青森ねぶた祭」。
テレビながら、その迫力を垣間見ることができました。
毎年、日本各地で夏祭りが行われますが、
以前から、東北の夏祭りは、実にエネルギッシュだと感じていました。
何故だろう。
厳しい冬を迎える地だからこそ、夏、生命の活動のエネルギーが結集される・・・
私なりに、そう思うのです。
今年は、鎮魂、復興のメッセージを託したねぶたが多かったようです。
元々、日本の祭りは、神を迎える、魂を鎮めるといった儀式が
起源であるという祭りが多いと聞きますが、
この夏の東北の夏祭りは、特に、霊を弔う意味が深い気がします。
そして、甚大な被害故に、祭りをすることに悩みつつ、
また、絆を感じながら、開催までこぎつけた祭りもあります。
そんな様子を、やはりテレビで見ることになりました。
ねぶた祭の生放送を見た翌日7日に、NHK総合テレビで放送された、
シリーズ東日本大震災 「東北 夏祭り ~鎮魂と絆と~」 です。
///////////////////////////////////////////////////////////////////////
~ NHKの番組紹介記事より ~
番組では、岩手・陸前高田市の「うごく七夕」開催までの日々に密着するとともに、
宮城・石巻市の「川開き祭り」、福島・相馬市、南相馬市の「相馬野馬追」、
青森・八戸市の「三社大祭」など被災地の夏祭りを取材。
人々はどんな思いで夏祭りに臨もうとしているのか。
///////////////////////////////////////////////////////////////////////
陸前高田の人々の笑顔が集う商店街だった場所、変わり果てたその場所を
「うごく七夕」の山車が進む。
練ったあと、海に向かって「帰って来いよ~」と呼びかける姿は、今、思い出しても
胸に迫ります。まさに、鎮魂の祭りでした。
相馬野馬追に出陣する男性の口上もまた、涙を誘うものでした。
記憶に刻んでおきたいドキュメンタリーだと思いました。
ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、再放送がありますので、
紹介しておきます。
NHK総合テレビ
シリーズ東日本大震災 「東北 夏祭り ~鎮魂と絆と~」(再放送)
2011年8月13日(土) 午前1時15分~2時13分 総合 (12日深夜)
※九州・沖縄は、21日午前1時35分~2時33分(20日深夜)
※特別番組などで、放送日時等が変わることがあります。
鯉三さん☆彡
その胸に去来することを思うと、涙なくしては見られないドキュメンタリーでした。
私も30年も前に一度行ったきりで、是非再びかの地へと思います。
投稿情報: iharaja | 2011/08/28 14:41
相馬野馬追の男性は、わたしも泣けました。
来年の夏は、まだ一度も行ったことがない東北を旅したいと思います。
投稿情報: 鯉三 | 2011/08/27 20:02
ジェミーさん☆彡
ジェミーさんもご覧になったのですね。
万感の思いがこみ上げてくるドキュメンタリーでした。
「うごく七夕」の山車が建物の土台しか残っていない通りを進む様には
無力感を覚えてしまいました。
山車の灯りを頼りに、迷える魂が自分の帰る地を見つけられるように
祈らずにはいられません。
被害の差はあれ、あの揺れ、あの津波を経験した人たちは皆、
身体が大丈夫だとしても、心に負った傷はすぐには癒えないものだと思います。
そんな中で「自分たちは被害は少なかったから」と、より大変な方々の元へと
駆けつけることは、なんと素晴らしいことでしょう。
でも、馳せ参じ、ケアする過程で、更なる哀しさに出会うこともあるでしょう。
どうぞ、ご自愛くださるように…と願います。
この放送の後、民放のニュースでも「うごく七夕」を特集していました。
インタビューで、男性が次のようなことを話されていました。
「この1年が終わったときに、大変な被害に遭った…というより、
大変な被害に遭ったが皆で祭りをした…と言いたいから…」
投稿情報: iharaja | 2011/08/15 07:04
空ママさん☆彡
この番組は本当に秀逸です。
秀逸などというと、なんだか、被災された方々に失礼かなと思ったりもしますが。
番組に登場する人たちの思いが涙を誘わずにはいられません。
九州は再放送の日時が別の番組があったから、違う日に放送されますよ。
もし、良かったら、深夜ですが、ご覧になってください。
21日の午前1時35分~2時33分(20日深夜)です。
花火は会場までは行かず、1.5kmほどの河畔まで行ってみました。
だから、音が少しずれて聞こえます(^^♪
夕方から、少し風が出て、気持ちの良い散歩になりました。
投稿情報: iharaja | 2011/08/15 05:31
ワタシも観ておりました
陸前高田は同じ岩手で、同じ三陸海沿いの街とはいうものの、広い岩手の、北と南、端と端の陸前高田は一度行った程度の、どちらかというと馴染みのない街でした。
むしろ、隣県青森の、八戸市のほうが馴染み深いくらい、で、ありましたが
「うごく七夕」涙が止まりませんでした。
もちろん、福島のお祭りも、八戸の三社大祭も、ですが。。
あの、陸前高田の、夕暮れより限りなく夜に近い空の色
あの色の空
あの空の色を見ると、どうして、なんで、こんなことになってしまったんだろう、と胸がしめつけられるような感じになります
ほとんど被災していないワタシがそう思うのですから、あの番組に出てらした被災された方々はこの、例年以上に、異常に暑い夏を、どんな気持ちで生きているのかと思うと言葉を失い、知らず知らずに涙が流れます
震災から5ヶ月たった今、うちの職場では、医療職からワーカー職などの各専門職が、大槌町や釜石、陸前高田といった南三陸の被害の大きかった地域の方々のメンタルヘルスや直接介護のボランティアに出向いています
急性期の、緊急的な支援が終息したこれからは、心身の復活に向けて、コレまでとは別の、次のステージの支援を要するのだ、と感じました
今日は墓参りで隣の村に行ってきました
津波による、巨大な瓦礫の山の間から、雑草が生えていました
この夏は障害忘れることのできない夏になります
投稿情報: ジェミー | 2011/08/14 21:29
震災に遭われた人達の言葉は胸にずしんときます。
この番組は見ていませんでした。
再放送も終わってしまいましたね。残念です。
花火大会、みに行ったのですか♪
うちは火群祭の花火を2階の窓から
空とメイと一緒にみました ^^
花火の写真、きれいに撮れてますね!
投稿情報: 空ママ | 2011/08/13 18:17