豊後一の宮の柞原(ゆすはら)八幡宮。
宇佐八幡宮の分霊が祀られています。
記事が前後してしまいましたが、3日の朝、法事で大阪へ行く母を大分駅まで送ったあとに出かけてみました。
左は南大門(別名:日暮らしの門)の傍らにそびえる御神木の楠。
国の天然記念物に指定されていて、樹幹囲18.5m、樹高30m。
樹齢は3000年とも言われています。
太古の時代、この辺りはイチイガシやクスノキの原生林だったそうです。
右は、ほるとの木。樹高25m、樹周4.8m、樹齢400年。
ポルトガル人が持ち込んだといわれ、このような名がついたそうです。
最近知った紅葉の花がいっぱい。丸葉空木は風に揺れてピンボケです。
(フフフ、追記です。紅葉は花の後の種がいっぱいのようです。(^^ゞ)
ここから、さらに県道696号線を登ります。
対向車が来たらどうしようという道です。
林間を抜けると、人造の放生池が見えてきます。
この辺りは、机張原(きちょうばる)というところです。
悲しくなるポスターがガードレールに貼られていました。
以前に比べると開けてきましたが、まだまだのどかです。
小さなお堂の前にあるのは、机張原のバス停です。
ここの風景は大好きです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「一の宮」は、平安時代から鎌倉時代初期にかけて整えられた一種の神社の社格で、最上位にあるものが「一の宮」とされたようです。
豊後には二つ存在し、一つは↓の西寒多(ささむた)神社。
もう一つが柞原(ゆすはら)八幡宮です。
♪空ママさん♪
本当かどうかはわからないのですが、昔、二つの神社で揉めたことが
あったとか、なかったとか・・・。
この辺りは、大分・別府・由布の3市を結ぶ山道(狭い道もありますが)が
いくつもあって、その周りの風景はのどかです。
大好きな場所で、以前はよく出かけていました。
荒れてしまった場所もあり、これ以上は開発しないで欲しいと思います。
投稿情報: iharaja | 2007/05/10 07:12
一の宮って、大分にはふたつあるのですか!
意外でした~~
ほかの所にも、ふたつあったりするのかなぁ?
それとも宇佐神宮のある大分は例外なのでしょうか・・。
ところで、ほるとの木って、こんな木だったのですね♪
お菓子にあるよね。。
でも、本当にある木の名前だったとは・・。
あぁ・・ここはいい所ですね~~
こちらにはいい所がいっぱいありますね。
まだ、行っていない所がたくさんあるので、これからぼつぼつ行きたいな。。
そう思うと楽しみです ^^
投稿情報: 空ママ | 2007/05/09 18:15
♪鯉三さん♪
鯉三さんのおっしゃるとおりだなと思うのが、この八幡宮周辺の地名です。
八幡(やはた)といい、まさに神社と共に時を刻んでいるのでしょう。
夏には八幡宮のご神幸があり、海の近くの仮宮に下山します。
地元では、「ゆすはら」ではなく「いすはら」と呼ぶ人もいます。
投稿情報: iharaja | 2007/05/08 07:28
神社の名前を見ると、漢字が当て字であることがすぐわかります。いかに、この地域が古い歴史をもっているかですね。
ご神木を大切に守っている土地の人々にも、綿々と古い歴史が受け継がれているのでしょうね。
投稿情報: 鯉三 | 2007/05/08 02:42
♪なっちのママさん♪
母に代わりに、私が関西に出かけたかったです(笑)
クスノキの空洞は7~8畳くらいあるようです。
トトロが住んでいても不思議ではないような気がします。
バス停の雰囲気、気に入っていただけましか。
以前はもっと竹林も鬱蒼としていました。
道路を挟んで自動販売機などもあり、道も広くなりました。
これ以上変化なく・・・と願うのは身勝手でしょうか。
投稿情報: iharaja | 2007/05/08 00:17
♪union-jackさん♪
私も桐の花を間近に見るのは初めてでした。
山沿いの道を行くと今の季節、山藤も見かけます。
机張原のバス停、いいでしょ♪
私のとっておきの風景のひとつです。
初めて、ここに来たときは昔話の中に入り込んだような気がしました。
右サイドにお気に入りの欄を設けたのですが、
K'sBookshelf「花の名前小辞典」を先ほどリンクしたばかり。
花の名前を知りたいときに超便利ですヨ。
投稿情報: iharaja | 2007/05/08 00:16