「ボートの三人男」〔ジェローム・K・ジェローム(著)丸谷 才一(訳)〕。
最初に読んだのは子供向けの名作文学集に収録されたものだった。
今、持っているのは中公文庫(初版は昭和51年)、52年の第3版。
三人の男たちと犬のモンモランシーのテムズ川下り。
旅立ちの朝、歯磨きをしようとすると、歯ブラシは旅行鞄の中。
せっかくの荷造りをやり直す羽目になる。
お茶を飲むときは「今はお茶を飲みたくないなぁ」などと言って
ポットを騙すと早く沸く。
などなど、何度読んでも声を出して笑ってしまう。
彼らの優雅(?)な舟の旅にはとてもかなわないが、10年位前に一大決心してロンドンに一人で行ったときは、テムズ川の遊覧船に乗った。
この文庫本も私と一緒に英国航空に乗ってロンドンを旅したのだ。
(写真はビッグベン近くにある遊覧船の船着場)
なっちのママさん、今、初めて気づきました♪
場所も時代も違うのに、この本と「いとこのビニー」の笑いの質は似ている気がします!
登場人物(脇役も含め)は皆、あるがままなのですが、これが「フフフ」とか「ニヤリ」という笑いを誘ってくれます。この「ニヤリ」が好きなのです!
海外に一人で行くのは単に無謀なのかも知れません。ハワイ島にも一人で行ってレンタカーでウロウロしました。
投稿情報: iharaja | 2006/11/26 05:46
iharajaさんは、オシャレでユーモアのある本や
映画がお好きなのかしら。
以前、勧めて頂いた映画「いとのビニー」はビデオ屋さんで一回、あとはスカパーで一回見ました。
喜劇って感じでもなくて、オシャレでユーモアが
あって面白かったです。
ビニーの恋人役の女性が光ってて良かったです。あとで知ったのですが、彼女は賞を貰ったみたいですね。
この本も面白そうです。海外へ一人で行かれたiharajaさんを尊敬~(^O^)/
投稿情報: なっちのママ | 2006/11/25 16:23
空ママさん、読み初めは美文過剰と思うこともあるかもしれませんが、とにかく三人の珍道中は面白いです。古き良きイギリスといった感があります。
ロンドンも中国も1週間くらいです。両親と同居なのでお任せです。(^^ゞ
でも、ロンドンのときは宙、中国は空だけでしたから、3匹となると、ちょっと考えてしまいます。
投稿情報: iharaja | 2006/11/24 22:43
こちらにも来てしまいました~
「ポートの三人男」私も読んでみたくなりましたよ(^-^)
iharajaさんが子供の頃から、何度も読んでいる本なのですね。
ロンドンに一人旅されたことがあるのですか?
iharajaさん、中国にも行かれていますよね。
留守のあいだ、猫ちゃんはどうしているのですか?
私も今になって、いろいろな所に行きたくなってきました。
投稿情報: 空ママ | 2006/11/24 19:06