先月末、日田へ行ってきました。
高校来の友人三人組で遅ればせながらの新年会です。(昨冬は忘年会だった)
豆田町界隈。
歩いていると、店や住宅の軒下に、何やら飾りが。
聞くところによると、白々(パイパイ)飾り。
これは、パイパイとアヤメの造花だそうで、夏の祇園祭に繰り出す山鉾の飾りです。
厄除けとして、軒下や玄関に1年間飾るとのこと。
次の祇園祭には、また、新しい飾りが配られ、祭りの後の焼納祭で古い飾りは
役目を終えた祇園関連のものと一緒に供養するそうです。
こういう風習が残っているのは、羨ましい気がします。
日田は江戸時代、天領で裕福な商人も多かったようで、
豆田町にはその面影が残っています。
宿にチェックインした後、時折、雪の舞う街並みをそぞろ歩いてみました。
↑クンチョウ酒造。江戸時代の酒蔵が残っているそうですが、残念ながら、見学時間は
終了していました。
薬局もレトロ。以前、日本丸という万能薬の丸薬を製造販売していたそうです。
そろそろ、宿に戻ります。
上町通りとみゆき通りを結ぶ細い道沿いにある「ホテル風早」です。
筑紫哲也さんも定宿にされていたという話。
ラウンジに、ニュース23の記念品が飾られていました。
気の置けない友人と久々に過ごすひととき。
猫たちのことは気になりつつも、ゆったりと時間が流れます。
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因みに、14日の記事のハート形の窓は、このホテルでの撮影です。
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