神奈川県の葉崎市、葉崎半島の先に浮かぶ島。それが猫島です。
この島は、猫好きなら一度は行ってみたい所です。
正式名称は砂渡島。
引き潮には干潟ができて、対岸の猫島海岸から歩いて渡れます。
30人程の島民と100匹以上の猫がのんきに(時に騒々しく)暮らす猫島。
猫島神社(境内には狛犬ならぬ狛猫があったりする)を中心に、
〈猫の満腹〉・〈猫のため息〉などと名の付く入り江があったり、
民宿〈猫島ハウス〉や、〈モカ猫コーヒー店〉、〈The Cats & The Books〉など
魅力的な店もあり、何よりも、そこかしこに猫たちが闊歩している。
どうです?
猫の島へ、猫の島へ、行ってみたいと思いませんか?Woo woo woo~~
と言っても、架空の市、架空の半島、架空の島なのですけどね~
ところで、可笑しかったのは、猫島が何故、有名観光地となったかというエピソード。
元々は、開発の目論みも外れ、人も猫も穏やかに暮らしていたのですが、
数年前に、野良猫の写真で有名なカメラマンが、この島の 写真を紹介。
マスコミも取り上げ、猫の楽園として、人々が押し寄せるようになったという設定。
ありそうなお話ですね(笑)
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若 竹 七 海 著
光文社文庫
ISBN 978-4-334-74584-4
発売日 : 2009/5/12
判 型 : 文庫判ソフト
さて、本書では、猫島ハウスだけでなく、
猫島全体がてんてこ舞い。
その発端は奇妙な2つの事件でした。
一見、無関係の事件が結びつき、
そして、その内に、謎の死体も発見され、
大騒動となってしまいます。
唯一の書き入れ時の夏に、これは由々しき問題。 おまけに まで接近。
事件の担当は、猫アレルギーの警部補(捜査中はガスマスクをつけて対策)。
面倒ごとには関わりたくない派出所警官や、野次馬な島民たちとともに、
ポリス猫DCを初めとする島の猫たちがもたらすのは、解決か、混乱か。
登場猫たちも人物も、それぞれに魅力的だし、クスッと笑わせてくれる文章。
とても楽しい推理小説でした。(本当に、この島で過ごしてみたい )
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本書とは全く関係の無い、我が家の謎解き 、その一。
窓際に置いているキャリー。日々、霄が独占的に寝ておりますが…
スリットに、カーテンレールに掛けていたエプロンの裾が入り込んだ理由は
う~む、これは、きっと、きっと・・・・ ほら、やっぱりね(笑)
我が家の謎解き 、その二。
何故に、朝方、足が寒くて、目が覚めてしまったのか~
そうか、原因は、ちび平か。布団の重石状態であったわけですね~。
鯉三さん
ハイ、鯉三さんがテレビでご覧になったのは田代島だと思います。
私も、そのニュースを見ました(^^♪
GWにはかなりの人がその島へ行ったみたいですね。
猫島があったら、本当に行ってみたいです。
実は、大分にも猫のほうが人口より多いらしい島があるようなのです。
機会があれば訪ねてみたいとは思っているのですが…。
投稿情報: iharaja | 2009/06/28 05:57
一瞬本当の話かと思ってしまいました。本当だったら次の帰国の際に行ってみたかったなあと。
でも東北の島には猫がいっぱい住んでいるところがあるんですよね、たしか。テレビで見たのですが、松島の近くだったように記憶しています。
投稿情報: 鯉三 | 2009/06/25 23:19
空ママさん
空ママさんも引っかかっちゃいましたぁ
猫島の地図を最初の写真にしたから、意外とリアルだったかな(笑)
こんな島があったらいいですよね。
そうそう 、県南の蒲江の沖に浮かぶ深島は人口より が多いという噂 なのです。ちょっと興味をそそりますねぇ~。
ちび平は蹴飛ばしても噛まないかも。でも、それ以前に重過ぎて蹴飛ばすどころではないという感じだわ(爆)
我が家の空も確実に噛みついてくると思います。
歩いていても狙われるくらいだから~~
投稿情報: iharaja | 2009/06/17 07:26
iharajaさん、ご無沙汰してて、ごめんなさい・・・
このところ体調を崩し、お腹まで悪くなってしまって(1週間も!)、苦しんでおりました
それが、猫縞・・じゃなくて、猫島の存在を知ってビックリやら、嬉しいやらで、絶対に行きた~~い
と、わくわくしながら読ませてもらっていたのに・・・
本当には存在してなかったのですねぇ。あぁ残念
しかし、こんな島ありそうですよね。
どこかに、あったらいいな~~~と、思いつつ、本の中で行ってみます
ちび平ちゃん、iharajaさんの足元で寝てたのですね。。
寝顔が可愛いですね
うちの空も足元に寝るけど、私の寝相が悪くて時々蹴ってしまいます。
すると、がぶっ・・・とくるので、痛くて目がさめるんですよ
投稿情報: 空ママ | 2009/06/16 23:20
ミモザさん
1枚めの写真、この本の巻頭の地図を撮ったものだったから、余計に皆さん、本当の島?って感じだったかしら。
ハハ、ど~も、すんませ~ん(^^ゞ
ミモザさんも、もしかしたらNHKの朝のニュースをご覧になったかな。
丁度、記事をアップした日の朝、田代島の話題が出て、タイムリーでした。
この本を読んでいると猫島に住みたくなります。
あ、重石状態なお方はちび平なんです。でも、霄も十分に重石猫です(^^♪
投稿情報: iharaja | 2009/06/12 06:20
「長いこと旅行に行ってないから、今年はここにしたい、
娘親子も大喜びだな」と思っていたら、なあ~~んだ、
怒りますよ、iharajyaさんは。。メッ!^m^
先ごろ、テレビで猫の島(まではいかない)をやっていたものだからコロッと信じてしまいました。ありそうですよね。
猫好きさんたちが集まって、猫を救いながらやれそうな事ですものね。この本は読んでみたいですね。
霄ちゃんの重石はさぞかし効くでしょうね(^^♪
投稿情報: ミモザ | 2009/06/11 10:14